COLUMN
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和もスッキリ!
2008年完成 SUGI-House(佐賀県) Photo:M.Itoh
最近は和室空間を住宅で取り込む機会がかなり減ってきている。特に都心部で住宅を建築する場合、都市部に近いほど敷地面積がかなり狭くなる傾向にあり建ぺい率の関係からも1階の部分は限られたす空間の玄関、水回り、LDKスペースでいっぱいとなり和室空間も取り込むことが難しいことが多くなって来ている。
和室空間のある住宅が完成した時いつも思うことだが、住宅で一番落ち着く場所がこの和室空間であることが多い、最近畳に座ることが少なくなり、欧米的生活の椅子のある生活に慣れ浸している現在、時に畳に座ると懐かしさと落ち着きが生まれるのはやはり日本人だなと思わせることがある。
出来れば狭い和室でも構わないと思いますが、ぜひ住宅には和室空間を一つ欲しいものです。
自分の設計する和室空間の場合できるだスッキリと見せるようにディテールを色々と考えているのですが、壁、天井部との取り合い部、障子、ふすまの納まり、照明の仕様・配置、それと畳、琉球畳はスッキリしていいのですが、どうしてもコストを考えた時に一般畳になることが多いのですが、その時は畳縁の色を考え、畳が焼けた時に(小麦色)色が馴染むように畳の小麦色に近い色をいつも選んでいます、そうすることで縁の存在を少しでも消し去ることが出来、スツキリと見せることが出来ます。
建具の場合、上記の写真で壁と襖の区別が分からないようなスツキリした襖のディテールにしています、上下左右の木枠は最小にとどめ壁、襖の区別を無くした納め方にしています。
可能な限り和室(狭くても)を住宅に造ることを是非オススメしたいと思います。
以前、3帖も無い和室をリビングサイドに作った時、この空間が最高に落ち着く・・と感じたものがありました。
最近は和室空間を住宅で取り込む機会がかなり減ってきている。特に都心部で住宅を建築する場合、都市部に近いほど敷地面積がかなり狭くなる傾向にあり建ぺい率の関係からも1階の部分は限られたす空間の玄関、水回り、LDKスペースでいっぱいとなり和室空間も取り込むことが難しいことが多くなって来ている。
和室空間のある住宅が完成した時いつも思うことだが、住宅で一番落ち着く場所がこの和室空間であることが多い、最近畳に座ることが少なくなり、欧米的生活の椅子のある生活に慣れ浸している現在、時に畳に座ると懐かしさと落ち着きが生まれるのはやはり日本人だなと思わせることがある。
出来れば狭い和室でも構わないと思いますが、ぜひ住宅には和室空間を一つ欲しいものです。
自分の設計する和室空間の場合できるだスッキリと見せるようにディテールを色々と考えているのですが、壁、天井部との取り合い部、障子、ふすまの納まり、照明の仕様・配置、それと畳、琉球畳はスッキリしていいのですが、どうしてもコストを考えた時に一般畳になることが多いのですが、その時は畳縁の色を考え、畳が焼けた時に(小麦色)色が馴染むように畳の小麦色に近い色をいつも選んでいます、そうすることで縁の存在を少しでも消し去ることが出来、スツキリと見せることが出来ます。
建具の場合、上記の写真で壁と襖の区別が分からないようなスツキリした襖のディテールにしています、上下左右の木枠は最小にとどめ壁、襖の区別を無くした納め方にしています。
可能な限り和室(狭くても)を住宅に造ることを是非オススメしたいと思います。
以前、3帖も無い和室をリビングサイドに作った時、この空間が最高に落ち着く・・と感じたものがありました。
(MA architect) 2015年2月23日 21:44