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BLOG 2015年3月

〓歩く+走る=リセット!

数年前40才後半の頃、健康診断でメタボ予備軍と診断されたことから、診察していただいた先生から自分は殆ど運動らしきものをしていないということを告げつと、体を動かす様に言われ、それ以来途中何回かの挫折をしながらウォーキングをしていました。初めの頃は頑張って体重を7kg程落としましたが、その後少しリバウンドし、3-4kg減位で落ち着いていましたが、お腹廻りの肉はなかなか落ちません。私生活上帰りが夜中で夕食が毎日遅い時間帯、これではいくら歩いても脂肪は落ちないのもわかります。長く続いている生活スタイルはなかなか変えられるものではないので、少しだけ夕食の量、特にご飯の量を少しだけ控える様にしました。そして今年1月後半当たりからWEBでLSDということを知り少しづつ走る量を増やしていき・・・・・。

2月のウォーキング<ジョギングの合計は131kmとなり、今までの距離としては最高ではないでしょうか。
ここ最近は、ゆっくりと走ることが苦にならなくなり6~7割程のジョギングと残りがウォーキングという状態が続いてます。
ここ一ヶ月で体脂肪が3%程下がりました、体重も2kg程。まだまだベストとはいかないまでも、いい感じにに!
やはりウォーキングとかジョギングは、一日中仕事で座りつぱなしの生活の中で、健康の維持を持続していくために、今では必要不可欠なものになっています。体の健康以外に1時間以上歩いたり走ったりしている間、瞑想的な効果もあるようで、より創造的な考えも浮かんできたりして!?そして、ストレス(心配や不安要素)を和らげる効果も有るようです。

辛いこと、心配事が有るときは走って悪い事などを忘れること、前向きな事を考えるようにましょう。
また、いろんなストレスが溜まるとイライラすることが多々あります、そういう時には走りましょう、時に自分の感情を一旦停止することも必要です。過去を忘れろとは言いませんが、特に身の回りに起こった忘れたくなるような出来事は後を引きずるのではなく前向きな方向へと引っ張る事です。そういう時は、一旦心をリセットすることです。良い時の状態の気持ちを想像して心を整理することが必要だと思います。前向きになるためにも一旦リセットをかけて新しい思考を伸して行きましょう。未来の為に!
なんて、かっこいい事を言ってますが、自分の中で考え事が最近多いので、それらをリセットしたいが為に走り続けたいと思っています。

〓何のかんので18年目

当事務所のMAアーキテクトを正式に活動を起こして18年目を迎えました。
これも多くの方達に支えられてこられたおかげです。そして家族の皆に理解してもらえたおかげだと。
心より皆様に感謝申し上げたいと思います。
この18年間紆余曲折、良いことも、悪いことも多くの経験をさせて頂来ました、自分の事務所を持つことは簡単ですが、全てにおいて責任という文字がつきまといます。建築の設計を初めて30年、2級建築士を取って30年、1級を取って18年、毎日建築のことばかりを考えて今日まで来ました。これからもこの事は変わらないような気がします。
設計もWindows95が出てきた頃から手書きからCAD化が一気に進み、今ではパソコンが無いと図面も書けなくなってます。その後3DCGへ(自分は独立当時Shadeという 3DCGを知り、それから17年間使っているソフト)、そして模型も3Dプリンターへ移行も時間の問題では!?
また最近ではIT関係とか新技術等、それらのデザイン全般にも興味もあり、また50才前後当たりから健康にも意識しながら毎日のウォーキング、そして最近ではLSD(ゆっくり長く走る事)などを初め、毎日体重計とにらめっこの日々。
学生時代に写真部に所属していたことから、7年ほど前からデジイチのフルサイズカメラを購入して、自分の設計した建築の写真を撮るようになり、今後は他の写真を撮りたいとの欲望も湧いてきています。
今、社会の動きが以前に比べたらはるかに早く廻っている状況で、その社会に付いて行くのも大変な時代になってきており、ちょっと足を止めるとかなり後ろの方へ置いて行かれそうな時代。いつも先を見つめながら行動を起こしていかないと、と思う様になってます。それにはいつも最新の情報を頭にインプットしながら行動することが求められ、なかなか付いて行くのが大変な時代です。
落ち着いて休んでいる暇も無いくらい・・・・。
どこかで息がきっと切れるので、そこそこ休憩もしながらという事に。
建築の社会も今後新しい技術とか出てくるんだろうなと思いながら、今後20年はまだ建築に携わるのだろうかと思いながら・・・。

今後共どうぞ宜しくお願いいたします。


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〓キッチンの話Ⅲ-トーヨーキッチン編


今計画中の住宅に施主からの要望でトーヨーキッチンのキッチンを選ばれていることから、内容の確認の為に行って来ました。
トーヨーキッチンは以前渡辺通りのBiBiビルにあり2月初めに浄水通り近くの新店舗へ移って来ました、ここはかつて三浦紀之先生の設計のホラヤの事務所&店舗があった場所で、その後パン屋さんなどいろいろと移り変わりのあった建物で、初めて来た感じがしませんでした。
ドアを開けて入って見ると、今までのキッチンメーカーとはちょつと違うぞ!という感じの空気感をすぐに感じ取ることが出来ます。床のモザイクタイル、装飾的な照明、その他何がデコラティブなイメージのものばかりで圧倒されるものがあります。
好き嫌いがはっきりと別れるイメージだと思われますが、キッチン自体は多少の光り物部分を除けば機能的でデザインも悪くありません。元々ステンレスメーカーらしくステンレスの加工性については定評が有り3Dシンクの加工など早い時期から提案してきているメーカーなので信頼性もあり当事務所も幾つかの住宅で採用してきました。ただ最近は少しやり過ぎな部分も見えて来ている感もありシンプルな他メーカーの採用が多くなってきています。ただ今回は施主の要望ということで扉のデザイン、寸法的なことなど確認しました。他の小物の装飾的な物を除き今回のキッチンは、シンプルでステンレスの表現を出した物になつていると思いました。

その他幾つかのキッチンのタイプを見てきましたが、なるほど・・と思うようなものも

展示されているキッチンは比較的高級な仕様のものが多く、また大きさも普通一般的な住宅には置けない大きな物が目立ってます。


上部のキッチンはシンク幅が普通の倍ありそうな提案モデル。


展示の中でも比較的普通なアイランドキッチン。トーヨーキッチンは扉1枚が大きいのが特徴で開閉も比較的スムーズ。
そして床から脚が出て、浮いた感じのする本体が特徴となってます。
基本3タイプに別れ、上からINO,CORE,BAYでここのショールームは全て高級タイプのINOが展示されています。
また、INOにも更に高級タイプも。

その他3m程の洗面スペース、扉も1枚で開閉。


横長~いステンレスの洗面器、ステンレスメーカーらしさが伝わりますが・・・・。



最近ではモザイクタイルの販売にも力が入ってます。完全なオリジナルデザインも可能とか。


装飾的な物以外にこんな100角タイルもありました。ちょっと和っぽいデザイン(かすりっぽい)が印象的で唯一好きな感じの物がありました。

トーヨーキッチン

〓キッチンの話Ⅱ-2


2008年竣工 佐賀の住宅/S-House                                          Photo:M.Itoh
キッチン/キッチンハウス                                     


キッチンの話の続き
アイランドキッチンを好まれる方と手元はどうしても隠したい方と別れる。隠したいという方はキッチンカウターから三方に20cm前後の高さまでフレームを廻して、キッチンを隠すことが多い、隠すことで前面、横方向からの視線を遮ることが出来、キッチンの存在を消すこと出来る。今まで自分の物件で竣工した住宅では50:50と言ったとこだろうか。一昔はキッチン、ダイニングはリビングとは空間を分け、隠す様な位置づけであったが、今ではキッチン・ダイニングは家の中心的なものとして位置している。そのためにキッチンは機能面もさることながらデザイン面も重要な要素となっており、各メーカーはそれぞれ独自のデザインや素材感を表に出したものになり、それらを選ぶにも迷うことが多くなっています。
キッチンデザインはどうあるべきかと言われると、・・・難しい質問でその時代のあり方とか食べる事、作る事の行為自体と連動していることなので、デザインについてはいろいろあって良いのではと思う。
今のキッチンデザインはシンプルで物を隠す要素の収納がほとんどで、どちらかと言うとスッキリ感があるものが好まれていいます。
下記はアムスタイルデザイン。
アムスタイルのデザインはとにかくシンプルでスッキリしたデザインで、細部までこだわりのあるデザインになっており自分の好きなスタイルのキッチンです。
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アムスタイル

ただそこもまた時代と共に変化しそうな要素で、いつも使うようなコップやお皿、ボールやフライパンなどは隠さずに使いやすい場所に設定することも増えてきそうな予感がします。
そのように提案するキッチンがポーゲンポールの+MODEという商品
見せて楽しむキッチンとして、これも今後ありかなと・・・。

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〓キッチンの話Ⅱ

2012年完成 天草の住宅/HA-House                                   Photo/M.Itoh

キッチンの理想とする形というものは存在するのだろうか、料理の取り組み方は人それぞれて、料理自体も和食、麺類、中華など日本人の食生活は今や何でもありの環境でキッチンの機能に何を求めたら良いのだろうか、キッチンの基本として、水で洗う、刻む、コンロで煮る・焼く・沸かす、盛り付ける、最後にお皿類、鍋、フライパン等を洗い乾燥させて仕舞う。
キッチンで行う作業が非常に多いことと、それらを完了させる為の時間が多くかかるのが分かる。
それらを行う作業を快適にスムーズに行う為にも、各機能の配置と距離間は非常に重要な要素となっている。
また最近は見せるキッチンへと移行しつつあり、LDKの中でキッチンの立ち位置が中心に来ることが多くなって着ている。ちょうとキッチンに立つと家の中心にあり、そこから家中が見渡せるという配置、まだお若い奥様が子供の様子などいつも気にかけながら日常の行動を見守る位置としてキッチンの存在は非常に重要な位置に有ると思う、その意味でキッチンは家の中心的存在であるかといえよう。
上記の写真は3年前に完成した住宅のキッチン(キッチンハウス)。アイランド型で背面に多くの収納を配置して、冷蔵庫、レンジなどの電化製品を写真左のコーナーの正面から見えない位置へ収納しており、キッチン自体がスッキリとした印象になっています。

このアイランドキッチンの素材はメラミン仕様、そのメラミン仕様に合わせて背面の造作収納も同色のメラミン化粧板を使ってます。色、素材等を統一することで、空間の一体化が可能となり、存在感をなくすことで空間に溶け込ませたものとなっています。出来るだけ表に出さないシンプルな構成が自分的に好みなものとしてデザインしています。




〓オーガニックアパートメント「Olva」へ

今日の日曜日はプロトハウスさん企画の朝倉のオーガニックアパートメント(賃貸)「Olva」へ訪問。
設計は福岡の大先輩である高岸博之さん。
一番印象を受けるのはやはり外壁に使われている黄色い杉板、30年間腐らないという加工が施されているという。
全部で6住戸の賃貸住宅で、全てメゾネット住宅となっています。間取りはほぼ同じで1階は土間空間が併設された玄関とLDK、2階部分はプライベイト居室と洗面・浴室となっておりその上に広いロフトがあります。
外構は今からだそうですが広いデッキと各住戸のアプローチを隠す板塀などすべてこの杉材を使われるとのこと、賃貸住戸にはなんとも贅沢な造りになっており、植栽も凝った感じのものになるようです。




一住戸が少しズレることで、リズミカルな外観を呼び、屋根も高さと勾配を変えることで全体のパランスを調整していい雰囲気の
住戸群になっています。
外構がどのようになるかが楽しみですね。


案内版もおしゃれ!!



内部の床材は足に気持ちのよい杉板材。
収納クロークはたっぷりあり、広いロフトまであります。

まだ空きが有るそうなので興味の有る方は是非、行ってみては!!
Olivaへ

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